【全米オープン2025】決勝ハイライト

今回の「全米オープン」はずばり見応えあり！

「オークモントCC」という超難関ゴルフコースの前に多くのトッププロが沈められていく中、見事に優勝を果たしたのは34歳の「J.J.スポーン」でした。この展開を誰が予想できたことでしょう？

2番ホールでベタピンかと思われたナイスショットはピンに弾かれ、グリーンの外へ転がり続けるのを悲壮な顔で見届ける「J.J.スポーン」。前半は流れが悪く5オーバーで、一気に優先戦線から脱落したと思いきや、後半は人が変わったかのような圧巻のゴルフ！大雨が降るにもかかわらず、ロングパットやスーパーショットを決め続け、極めつけは最終18番で約20メートルの複雑なラインをバーディーフィニッシュで華々しく優勝を決めました。

「J.J.スポーン」のラウンド動画がありましたので掲載します。3分で見終わりますので、リアルタイムで観戦していた人もそうでない人も是非ご覧ください♪

これまで勝利数1回のあまり見慣れない選手ですが、そんなことは関係ありません。

「オークモントCC」という強敵を前に、数々の猛者が無残に倒されていく中、4日間を通して唯一アンダーで回り切ったのは「J.J.スポーン」だけ。

18匹の凶悪モンスターと戦い続け、最後にラスボスを倒して拳を掲げるその姿はまるで勇者。最終日の戦いぶりは完全に「ゴルフ映画」の主人公でした。トッププロのスコアの伸ばし合いもいいですが、最難関のゴルフ場にトッププロが挑むといった構図も面白いですね。

次は7月17～20日開催の「全英オープン」です。こちらはゴルフ本来の姿、自然との戦いが見られそうで今から楽しみです♪