BLOG

コラム ニュース

【日本ジュニア2025】決勝ハイライト

今年で第69回を迎えた「日本ジュニアゴルフ選手権」。

その歴史は古く、今回からは「日本ゴルフ協会(JGA)」と「一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(高ゴ連)」の共催となりました。

「ジュニアゴルファー」を対象とした競技のため、基本的には夏休み期間中に開催されます。

①男子15~17歳の部
②女子15~17歳の部
③男子12~14歳の部
④女子12~14歳の部

この時期は1年で最も暑くなりますので選手達も大変ですね。

しかしながらあまりの暑さが予想されたため、開催前にレギュレーションの変更が通知されました。

予選36ホール・決勝18ホール、全部門3日間54ホールのストロークプレーの予定でしたが、予選2日間がそれぞれ18ホールから9ホールに短縮されたのです。つまり予選18ホール・決勝18ホールで、3日間36ホールでの決着となります。

最近では「暑さ指数(WBGT)」によるプレー規制もありますし、青少年の健全な育成を図る「高ゴ連」との共催が今年から始まるということで、必然かつ賢明な判断だったと思います。

なにか事件が起きてからでは遅いですからね。

それでは早速、各部門の優勝者を確認していきましょう!

日本ジュニアゴルフ選手権大会の結果

①男子15~17歳の部(霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コース)

1位:道上 嵩琉(9アンダー)
2位:外岩戸 晟士(9アンダー)
3位:長﨑 煌心(7アンダー)

②女子15~17歳の部(霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コース)

1位:吉﨑 マーナ(12アンダー)
2位:佐藤 涼音(10アンダー)
3位:黒崎 美羽(10アンダー)

③男子12~14歳の部(東京ゴルフ倶楽部)

1位:高浦 維吹(10アンダー)
2位:張 峻苒(8アンダー)
3位:廣橋 璃人(7アンダー)

④女子12~14歳の部(東京ゴルフ倶楽部)

1位:岩永 梨花(7アンダー)
2位:本村 紅音(6アンダー)
3位:竹田 妃菜(5アンダー)

▶最終結果はこちら(外部リンク)

総評

「日本ジュニア」は、日本中からトップクラスのジュニアゴルファーが集まる最高峰の大会です。

ジュニアなら「日本ジュニア」
大学生なら「日本アマ」
社会人なら「日本ミッド」
シニアなら「日本シニア」

参加できているだけでも素晴らしいことですが、ほとんどの選手はそんなことに興味はなく、貪欲に優勝を狙ってきているはず。

この日のために頑張って練習してきたのでしょうが、暑さで短縮競技になってしまったことは一部の選手にとっては不運でした。

「18ホール」のはずが「9ホール」に短縮されることはどういうことか。

ランニングで例えるならば、「フルマラソン」のはずが「ハーフマラソン」になってしまったという感覚でしょうか。

ゴルフは1日18ホール、約4~5時間という長丁場の競技なので、急に短期決戦に変わってしまうと動揺してしまいます。

ただ条件は皆同じ。

気持ちを上手く切り替えられた選手は、上位に名を連ねることができました。

今回を教訓として、あらゆるケースを想定しておく必要がありますね。

・天候不順による短縮競技
・雷に避難によるプレー中断
・日没によるサスペンデッド など・・・

今、自分自身にも言い聞かせています(笑


さて、残る大会は9月末に開催される「国民スポーツ大会」です。

東京都の少年チームは、この「日本ジュニア」でも良い経験を積んだことでしょう。

村上部長は東京都のチームスタッフとして尽力しつつ、彼らの活躍を間近で見守ってきます!

SHAREシェアする

ブログ一覧