【40代女性】ベスト更新(126→106)
今回ご紹介するのは、出産と育児でしばらくゴルフから遠ざかっていた常 軼菁(じょう いじん)さん。
私、村上部長の妻です。
大学時代に知り合い、その頃から私の影響でゴルフを始めました。
体重移動を大きく使ったパワフルスイングで、最長200ヤードを飛ばしたことがある飛ばし屋です。
結婚までゴルフを続けた結果、ベストスコアは「110」まで到達しました。
そして現在、中学1年生の娘がゴルフにはまり、中学のゴルフ部に入部しました。
家族3人でのゴルフができるようになりましたが、なんと5月末のラウンドで娘に1打負けてしまったのです!
その時のスコアは、娘が「125」で、奥さんが「126」でした。
娘が大喜びするのを横目に、母親として壁になる間もなく負けてしまったことに内心は複雑だったようです。
次は娘に勝ちたいという要望がありましたので、一緒に作戦を考えることにしました。
目次
ベストスコア更新のための作戦
「娘に勝ちたい」という動機ではありましたが、やはり自分がいいスコアで回らなければ意味がありません。
二人で相談した結果、「110」という自己ベストの更新を目標に設定しました。
①スコアを出しやすいコース選定
ベストスコア更新のためには、やはりゴルフ場の選定が一番重要です。
初心者にとっては、「広くて短くてフラットなコース」が良いだろうということで、河川敷コースを探すことにしました。
また東京都ゴルフ連盟の先輩から、ジュニア優待のあるコースの話を聞いていたこともあり、埼玉県の河川敷コースである「大麻生ゴルフ場」を回ることにしました。
②ドライバーの安定化
コースが決まれば、次は技術面の向上です。
昔はドライバーが得意だったのですが、今はチョロったり曲がったり、なかなか思い通りにはいきません。
そこで、体重移動の方法を変更しました。
具体的には左右に体重移動をしていたのを、前後の体重移動に切り替えるだけです。
膝の曲げ伸ばしのコツを伝えて練習してみたところ、この体の動かし方が合っていたようですぐに効果が表れました。
以前のように、左右に身体を揺さぶりながらスイングをすると、再現性が低くなってしまうので、練習量が少ない人には不向きです。
前後の体重移動を意識することで、スイング軸が安定し、コンパクトなトップとフィニッシュが実現しました。
最大170ヤード、平均150ヤードと、十分に戦える飛距離水準です。
③フェアウェイウッドの練習
前回、娘に負けたときに痛感したセカンドショットの飛距離と精度。
娘は5番ウッドで100~120ヤードをガンガン飛ばしてくるのに対し、奥さんは7番アイアンで90ヤードを飛ばすのがやっと。。。
せっかく7番ウッドを持っているのだから練習しておこうと声を掛け、ミート率の向上に取り組みました。
最初は慣れないので全く当たりませんでしたが、ボール位置やスイングイメージの調整で徐々に当たるようになってきました。
まだまだ完璧には程遠いレベルでしたが、左右に散らばりながらも平均100ヤードを打てていたので、セカンドショットのクラブとしては及第点です。
④チッパーでのランニングアプローチ
初心者にとって、20~40ヤードぐらいのアプローチは難しいですよね。
トップ・ダフリ・シャンクなど、ミスショットの危険性が高くなる距離になるので、非常に頭を悩ましました。
アプローチは経験値がモノを言うので、今から練習しても効果が薄いと判断し、このような中途半端な距離はチッパーに頼ることにしました。
打ち方はパターに似ています。
ボール位置は少し内側、ヘッドの重みを感じながらダウンブローで打つことで、どんなライからでもヒットすることができます。
20・30・40ヤードの振り幅をGOLFZONで反復練習し、実戦投入することに決めました。
結果発表
以上の通り、自己ベスト更新のために以下の作戦を実行しました。
①スコアを出しやすいコース選定
②ドライバーの安定化
③フェアウェイウッドの練習
④チッパーでのランニングアプローチ
実は、負けたラウンドから決戦当日まで1ヶ月しかありませんでした。
その中で即効性のある対策を実行でき、なんと自己ベストを更新することができました!
小さなミスをなくして大叩きをなくすなど、今回の反省点をしっかりと克服できれば「100切り」も夢ではありません。
今回は残念ながら「かませ犬」になってしまった娘ですが、初めての期末テストで2週間練習することができませんでした。
このまま母子が抜きつ抜かれつ、良いライバルとして腕を競い合ってほしいと陰ながら願うのでした。
次回の母子対戦をお楽しみに!!